2時間通勤を苦から幸に変える方法
鎌倉から都内に毎日通勤するようになってから7年あまりが経ちました。
社会人になってからは、三茶に2年、池尻2年、吉祥寺1年と、転々とし、2年いたら飽きてしまう性格です。それまでの通勤時間は3、40分圏内。にもかかわらず往復4時間の通勤生活を苦に思ったことは一度もありません。もう東京だけの生活には二度と戻れないなあと思っています。
鎌倉から毎日会社に通っているというと誰もが「大変でしょう?」「信じられない」「よく嫌にならないね」と言います。当の本人は、なぜそんなことを言うのだろう?と不思議に思えてしまいます。
「鎌倉が素晴らしいところだから」というあたりまえすぎることは今回は脇に置いておきます。もちろんその前提がなければ、単なる長時間通勤は苦痛以外にないと思います。
ただ、それを差し置いても2時間通勤がよい理由があります。
それは、「アイデアが次から次へと湧き出てくる2時間」だからです。
その理由を説明します。
今から1000年も前の中国・宋時代の欧陽脩という学者・政治家が、文章を練るのに最も良い3つの場所として「三上」というものをあげています。
ー 馬上
二 枕上
三 厠上
面白いですね。「枕上」は考え事をしながら寝ると、朝方目がさめるか冷めないかのときにパッといいアイデアが浮かぶことがありますね。「厠上」はトイレでう◯◯をしているときも・・・ありますあります、笑。もう少し広げれば、シャワーを浴びている瞬間、なんていうのもよくあります。そして、「馬上」の現代版が電車の移動中というわけです。
これは、最近流行りのノマドワーカー本田直之さんも同じことを言っています。
ではなぜ移動中にアイデアがわいてくるのか?
最近の脳の研究で、「デフォルトモードネットワーク」の存在が注目されているそうです。
要約すると
意識的な活動(本を読んだり、料理したり、仕事をしたり)に使われる脳のエネルギー量はなんと5%程度で、無意識や頭を空っぽにしているアイドリング状態のとき、実に75%が脳の謎の活動に費やされており、前頭葉などの動きが活発になっているということなのです。http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp469.html
脳科学者の茂木健一郎さんもこのデフォルトモードネットワークを意識してか、がちで走っているようです、笑
仕事、スマホ、パソコン・・・そういった特定の何かに追われることなく、車窓風景をぼうっと眺めているときに、イヒ!ということがよくあります。
僕の場合、30分江ノ電、1時間横須賀線か東海道線、30分地下鉄というルートなんですが、この1時間の間乗り継ぎというストレスがないというのが素晴らしいんですね。
忙しい毎日を送っていると、毎日確実に1時間を確保できる、という保証がないんですよね。相当意思が強くない限り、難しい。有意義な時間を「通勤」という強制力で確保できるわけです。こんな楽なことはありません。
1時間の使い方は様々で、本を読んだり、仮眠をとったり、ぼうっとしたり。それで考え事をするといいアイデアが浮かぶ。
僕はいつも、部下やチームメンバーにこの時間に浮かんだアイデアをメールしていので、朝の7時くらいにバンバンメールがくるんだから、とても迷惑だったと思いますが、笑
中途半端に都心に住むよりも、あえて逆張りでまとまった通勤時間を確保する。そういう住まい方を選択することで様々な金銭的、時間的自由を得ることもできるのです。
七里ヶ浜商店会 新年会に参加。
今日は、七里ヶ浜商店会の新年会でした。
鎌倉プリンスの支配人宮地さんのご好意で、フレンチフルコース、ありがたいです。いじられながらもロックンローラー、商店会にはなくてはならないプチ商店のマンメイさん、新しくおしゃれな雑貨屋さんla collinaの佐藤さん、お魚亭のおかあさんに、いつも夏祭りの際などでも大変お世話になっている床屋のsunさん、珊瑚礁さん、そして今回、同じ同郷であることがはじめて判明して意気投合した美味しいお寿司の五條商店会会長のりさん・・・素敵な会で、二次会もマンメイさんをイジってもりあがりました。
七里ヶ浜の商店街は素晴らしいエリアです。
しかし、今度改めて詳しく書きますが課題がいろいろとあってその要因は複雑です。
今年は自分の店舗(青空空間)の軸足を思いきって骨太にしながら、この街に少しでも貢献できるような仕掛けをみなさんとやっていけたらと、決意を新たにしました。今後とも最高の仲間で楽しくやっていけたらと思います。
1月23日 七里ヶ浜サンセットサーフ
今日は西の方から波を追いかけて・・・
間に合いましたー。
雨が降ったり止んだりしていたので今日は夕日が綺麗だろうなと思いながら。
ホームの峰横はお仲間と二人で貸切、オフショアでメローないい波でした。
なぜ「ワークライフバランス」が上手くいかないか
昨今は、女性起業家、企業、政府までワークライフバランスを重要施策として打ち出していますが、なかなか一筋縄にはいかないところだと思います。
「ワークライフバランス」が上手くいかない理由
1 ワークとライフをトレードオフの概念と定義してしまっているから
日本語にすると、「仕事」にたいして「余暇」というように、仕事というものに対して、ライフがそもそも「余り」という概念であり、仕事を減らして余暇を増やそう、という発想がこのワークライフバランスの根本概念にあります。
結果、施策としては、長時間労働を減らすBPR策や、理由をつけて休めるようにする育児休暇などの施策に終始します。
これでは、とても根本的なワークライフの問題を解決することにはなりません。
かつての「ゆとり教育」と同じような事態を招きかねません。
まず第1に、ワークとライフをトレードオフの関係として、バランスをとるというパラダイムを捨てるべきです。
2 「ワークライフバランス」が個人のためではなく、企業・政府側のためのプロモーション施策に成り下がっている
各企業、激しい人材獲得競争のなか、我が社はワークライフバランスをこんなにとっているというのが目下重要なアピールポイントになっています。そこには、世代論もあり、社会人1年目~5、6年目(28歳くらいまで)の生意気盛り、伸び盛りの人材が、もろ”ゆとり世代”(1987年~2004年生まれ)にはまってしまっています。
彼らの冷めきった会社への忠誠心をつなぎとめるために企業は必死というわけです。
そうすると、ますます彼らを甘やかすかのごとく「そんなにがんばって仕事しなくていいよ」社員からも「残業代はでるんですか?、それって有給ですか?」ってなゆとり化現象が一方ではじわじわと起きつつあります。
僕自身は、その一つ上の失われた世代の部類で、バブルが弾けたり、ネットバブルが盛んになったりはじけたり、就職氷河期なんて言われて、まあいろいろな波乱があった中、それでも団塊世代を親にもっていたから、黙って働くべし、成功すべし、未来は明るい、というマインドの人間が多く、コンサルティングや起業などのハードワークを進んで臨み、それらを賞賛する空気がありました。
そこからますます経済が低迷する中、疲弊していく人間たちからワークライフバランスをという声がでてきた側面もあるんだと思います。いつの時代も、頑張っている人間はそれなりにバランスをとっていたし、取れていなくてもそれ自体を問題視することにはならなかったのではないでしょうか。
「ワークライフバランス」が、弱者にとっての甘い誘い文句という位置付けになってしまっていないか?ということが危惧されることです。
本来、ワークライフバランスとはもっとポジティブに、人生を最大限謳歌するためものであるべきだと思います。
それは、決して企業のプロモーション活動ではなく、個々人の幸せの追求という視点に立脚するべきものであるはずです。
僕がこれから提言する、本当の意味でのワークライフバランスのあり方とは、
・バランスという概念から、ポートフォリオという概念へ
・トレードオフの概念から、マキシマイズするという概念へ
・企業における個人のワークライフから、個人軸にたったワークライフの設計へ
というパラダイム転換です。
つづく・・・
1月13日 快晴が続く七里ヶ浜の平穏な海
連日雲ひとつない快晴ですね。
9月で閉店となった七里のファーストキッチンがずっとそのままだったのですが、ようやく動き出したようです。何になるかな〜。骨太なクリエイティブな店に是非来て欲しいと願うばかりです。
これ、加工したわけではなく、iphone6でめいっぱいズームにしただけなんですが、なんかいい感じの水彩画みたい。ああ富士様今日もお美しい、笑
感謝かんしゃ☆
1月10日 25センチ級 カサゴゲット。
日の入りの時刻を狙って今日もSUP漁に出かけました。
今日もそれはそれは綺麗な夕暮れでした。
そして、日も暮れた頃、魚がぴょんぴょん飛び跳ねる。そろそろ夕飯タイムかな?
飛び跳ねる魚のあたりを狙う。
かかった!入水後1時間。こんなに効率的な釣りはないかもしれない。
今回は大物。かさごは網で釣れないので巷ではあまり売っていない高級魚。
26センチあったので、おそらく4〜500円くらいで売っているレベル。
3枚に下ろして
身がしまっていてコリっコリで刺身は絶品。お味噌汁も堪能。
次カサゴが釣れたら煮付けにしてみよう。
今日も感謝です。
1月7日 湘南も波ありました
低気圧通過後の今日はテッパンの波乗りDAY.
しっかりと遊べましたね。
最近、波待ちのとき、鳥ばかり見てしまう。鳥はなんとなく飛んでいるのではなく、やつらは魚を探してるんですよね。なるほど、そこに今魚いるのね、なんてことを考えながら。自然の仕組みを知れば知るほど生きていくのがますます楽しくなってきます。